むくみの対処

脳梗塞の後遺症の一つに片麻痺があります。片麻痺の方は、筋肉や関節を動かすことが出来ないため、筋力は衰え、関節も固くなっていきます。そういったことを防ぐ為にもリハビリを行うことは必要です。また、脳梗塞の後遺症のある方の中には、むくみを訴えられる方も多く見えます。こういったむくみは運動不足や筋肉の衰えから起こります。むくみ方は人それぞれ違います。例えば、誰がみてもわかるくらいのむくみがある方もいれば、あまりむくんで見えないけど本人はむくみを強く感じているなど様々です。どうしても麻痺になり、筋肉が動かしにくくなるのでむくみやすくなります。 そういった場合、介護者や家族の対処としては、心臓にむかってマッサージしたり、下肢の他動的、少しでも動かせる方は自分で運動をしてもらったりすることです。また、 家でのむくみに対するケア方法としては、足を高くあげてねてもらう、温めてもらう、車いすなどで長時間の座位は避けてもらうなどがあります。また、弾性ストッキング なども足のむくみに対して効果があるようですのでぜひ使ってみましょうよ。先ほどは、筋肉を動かさないことで起こるむくみのことをいいましたが、薬の副作用や、心臓、腎臓からくるむくみもあり ます。そのあたりは注意していく必要がありますので、むくみに関しては一度医師と相談・検査をしてからむくみを軽減するリハビリを行ってみてください。

脳梗塞と転倒

脳梗塞の方は個人差もあると思いますが、片麻痺などで患側の筋力が弱かったり、拘縮があるなど、患側に力が入りにくくバランスがとりにくいため、歩行時や移乗時などに転倒されるかたも少なくないようです。まず、歩ける状態であるならばその状態を、歩けなくても今ある筋力をできるだけ状態を維持、向上していくことを目的に、リハビリ・筋力訓練が行われます。また、立ち上がり訓練、バランス訓練、患側に体重をかける訓練はもちろんですが、健側がより動きやすくなるとご本人も動きやすさを実感されるので、健側も鍛えるようにすることも大切です。歩行訓練時には本人の状態に応じて、歩行器や、杖なども使っていくようにします。一緒にリハビリをしているときはリハビリスタッフが転倒しないように気をつけながら歩行訓練などしますが、それ以外の時間で歩かれる方もみえることと思いますので、認知の状態や、転倒リスクが高い方など、その時の状態によって行う運動を変えていくようですよ。また転倒してしまったときの外傷予防でヒッププロテクターなどもありますし、自宅だと段差などがあるため、環境の整備ができれば転倒予防としてはさらによいと思います。

指先のリハビリ

脳梗塞の後遺症でも比較的軽度であったり、あるいはある程度リハビリの効果が得られれば指先の細かなリハビリが必要になることがあります。指先を使った日常動作は箸を持つことや、ボタン等をかう動作、字を書いたり新聞等をめくったり・・・と様々です。そういった細かな動作を少しでもスムーズに行なうために根気がいるリハビリが必要になってきます。たとえば、リハビリの器具としても出ていますが、穴の開いたボードに木製のチョークほどの太さの棒をひっくり返して差し込んでみるという動作を行ないます。まずその穴から棒を落とさないように取るという動作、次にその棒をひっくり返して穴に差し込むという動作。それは健常者なら簡単な事ではありますが、指先の感覚に障害のある方にとっては根気のいることですが、効果のある指先のリハビリになると思われます。

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