健康な人は通常、自然に体を動かしているため、筋肉や関節のこわばりを防いでいます。しかし、脳梗塞などの後遺症で片麻痺が起こると、これができないので、意識的に体を動かす必要が あります。体のこわばりがあるにも関わらず、そのままにしていると使わないことで拘縮が進み手や足がどんどん動かしにくくなってしまいます。ですから、全身の機能低下・筋肉や関節の拘縮を予防するため にもリハビリはとても大切になります。今回は、簡単にできる腕、肩、背中の筋肉を伸ばすリハビリ体操の方法を紹介します。このリハビリは、座って行うので、安全に行うことができます。 まず、ベッドの端に座り、両手の指を組みます。このとき、麻痺側の親指が一番上にくるように組んで下さい。後は、両腕を伸ばし、お辞儀をするように、前に かがんでいきます。勢いをつけると危険ですので、ゆっくりと頭を下ろしてください。しっ かりと伸びたら元の姿勢に戻ります。この動作を5回を目安に繰り返し行いましょう。簡単で効果的なリハビリですのでぜひやってみてください。