筋肉、関節を伸ばす必要性

脳梗塞の後遺症などによる片麻痺などが原因でベッドの上での生活が多くなったという方は少なくないと思います。日常生活で使っていた関節や筋肉を使わなくなることでそれらが固くなり、手足が動かしにくくなってしまいます。この状態は健康な人にも起こります。長時間車を運転したとき体にこわばりを感じませんか?車を降りたあと体を伸ばしたりしないでしょうか?それは、意識しなくとも体は筋肉を伸ばすことでこわばりを防ぐようにしているからです。しかし、麻痺などによりそれができないとなると意識的に筋肉を伸ばすことが必要になってきます。そのまま放っておくと、さらに固くなっていき、動かしにくくなっていくだけでなく動かすと痛みが強くなってしまいます。関節や筋肉が固くなることを防ぐこと、動きをよくすることを目的にリハビリを行っていくことは大切です。筋肉のこわばりを和らげ、関節の動きを円滑にするためにも積極的なリハビリを行っていきましょう。

歩行のリハビリの大切さ

脳梗塞による麻痺により、体が思うように動かすことができないことから日常生活において様々な動作に対するリハビリを行っていくことが必要になります。まずは、例えば、歩行です。麻痺によりそれらの動作はとても不安定なものになっています。患者様も恐怖感があります。介助者はしっかりと患者様をサポートし、リハビリを行っていかなければなりません。また、歩行では、体の重心が左右に移ることでスムーズに歩行ができています。前後に転倒することに注意をすると同時に、左右の動きも助けてあげるというポイントも押さえながら介助をし、歩行のリハビリを行っていくことが大切です。歩行のリハビリを行っていくことによって自力での歩行を目標にしましょう。積極的なリハビリをしていくことがなにより大切なことです。

集中したリハビリ

脳梗塞の後遺症として片麻痺があります。方側の手足に麻痺が起こるものですが、これはリハビリを行うことによって機能を維持したり、少しずつ改善していくことが期待できます。リハビリは、毎日行うことが大切で、病院だけの治療・リハビリだけでなく、家族の方にも参加していただくことが重要になります。リハビリにおいて、長すぎるリハビリは患者様の負担を大きくし、疲れがでたり、体調が悪くなる場合もあります。ですから、短い時間でリハビリを効果的に行うことがポイントになります。そのためには、本人様がリハビリを行う際の集中力がカギになります。リハビリにおいて麻痺のある足や腕を動かすとなると大変な集中力が必要になります。みなさんも集中する・意識するというときがあると思いますが、とても体力のいることですよね。患者様も疲れてしまいます。ですから、リハビリの際は、一つのリハビリが終わったら1分休憩を入れるなど集中力を維持するための工夫をしていくことが大切になります。リハビリを効果的に行うために必要ですので、無理なリハビリにならないよう気をつけていきましょう。

片麻痺に対する運動療法について

「片麻痺」。みなさんも一度は耳にしたことのある単語だと思います。片麻痺とは、脳梗塞などにより脳に障害を受けた際、起こります。字の通り、左右どちらか片側に麻痺がおこるものです。脳梗塞など脳血管障害は、いつなんどき起こるかわかりません。突然起こり、片麻痺になってしまう場合もあります。今まで、なんなく動かせていた手足が動かせなくなることはとてもショックなことです。しかし、リハビリ開始により、以前の状態に近づけていくことは可能です。そのためには、早期のリハビリ開始が必須。少しでも早くリハビリを始めていきましょう。リハビリは主に運動療法です。使わない筋肉・関節が固くなるのを防ぐことも目的としていますが、運動による刺激が脳もいい刺激を与えてくれます。リハビリを続けていくことで、動かなかった手・足が少しずつ動くようになったということは少なくありません。機能回復の一番重要な期間は、脳梗塞後6か月といわれています。その間、毎日運動療法を行っていき、少しずつでも症状の改善・回復を目指していきましょう。

リハビリで大切なこと

脳梗塞は脳血管障害の一つで、最悪の場合死に至る病です。助かった場合も、障害の起きた脳の機能障害、対側の片麻痺などが残る場合があります。これは、いつなるかわかりませんし、誰にでも起こりえる病気です。もしも、脳梗塞により後遺症が残ってしまった場合は、リハビリを行っていくことが大切です。通常脳梗塞の機能回復が期待できる期間としては6ヶ月と言われています。しかし、その後も持続的にリハビリを行っていくことで機能の回復は見込めることが分かっています。脳梗塞の場合に限りませんが、早期のリハビリが機能の回復、症状の改善に大きく関わります。リハビリを行っていく上で大切なのは、本人の方のメンタルケアと家族さんの支えです。突然のショックや周りに迷惑を掛けてしまうという思いから本人さんは精神的にの不安定な状態になっています。家族方は本人さんの支えになれる存在です。早期のリハビリ、また継続には家族さんの力が必要になります。本人さんのやる気と家族さんの支えで、少しずつでも毎日リハビリを行ってください。

早期リハビリの大切さ早期リハビリの大切さ

脳梗塞の後遺症としては様々なものがありますが、その後遺症により患者さんの日常生活の質の低下が大きく影響されます。主な後遺症としては、片麻痺がありますが、体の片側に麻痺が現れる為、嚥下障害や歩行障害、衣服の着脱や入浴、時には排泄にも解除が必要になってきます。そういった不自由な生活から少しでも開放される為には早期のリハビリがとても重要だという事が最近特に言われるようになってきました。病後、まもないリハビリには、やはり専門家の適切なアドバイスが必要となってきますので、医師は勿論理学療法士や言語療法士等によく相談の上、綿密なリハビリ計画を立てて行う事が大切ですね。QOLの維持・低下を予防する為には、長い目で見るリハビリテーションが大切です。

嚥下障害に対して

脳梗塞などの脳血管障害(脳卒中)における後遺症の中には、嚥下障害というものがあります。飲み込み障害ともいいます。その名の通り食べ物や水を上手く飲み込むことができない状態で、それによって飲み込んだものが誤って気管に入ってしまうこともあります。これを誤嚥といいます。誤嚥が起こると食べ物や口腔内に付着した細菌が肺に入ってしまい、肺炎を起こすこともあるため、それを防ぐためにも食事にはとても注意が必要です。予防策としては、まず、食事を始める前には、口をよくゆすいできれいにしてから食事をすることが大切です。また、食事をするときの姿勢にも気をつけましょう。しっかりと座った状態で食べることが大切です。寝たままなどでは、食べ物が気管に入りやすくなってしまうからです。さらに、飲み込みをスムーズに行うためにも食事の前に顔や口の周りのマッサージを行うとよりいいです。誤嚥による肺炎を予防していきましょう。

むくみの対処

脳梗塞の後遺症の一つに片麻痺があります。片麻痺の方は、筋肉や関節を動かすことが出来ないため、筋力は衰え、関節も固くなっていきます。そういったことを防ぐ為にもリハビリを行うことは必要です。また、脳梗塞の後遺症のある方の中には、むくみを訴えられる方も多く見えます。こういったむくみは運動不足や筋肉の衰えから起こります。むくみ方は人それぞれ違います。例えば、誰がみてもわかるくらいのむくみがある方もいれば、あまりむくんで見えないけど本人はむくみを強く感じているなど様々です。どうしても麻痺になり、筋肉が動かしにくくなるのでむくみやすくなります。 そういった場合、介護者や家族の対処としては、心臓にむかってマッサージしたり、下肢の他動的、少しでも動かせる方は自分で運動をしてもらったりすることです。また、 家でのむくみに対するケア方法としては、足を高くあげてねてもらう、温めてもらう、車いすなどで長時間の座位は避けてもらうなどがあります。また、弾性ストッキング なども足のむくみに対して効果があるようですのでぜひ使ってみましょうよ。先ほどは、筋肉を動かさないことで起こるむくみのことをいいましたが、薬の副作用や、心臓、腎臓からくるむくみもあり ます。そのあたりは注意していく必要がありますので、むくみに関しては一度医師と相談・検査をしてからむくみを軽減するリハビリを行ってみてください。

脳梗塞と転倒

脳梗塞の方は個人差もあると思いますが、片麻痺などで患側の筋力が弱かったり、拘縮があるなど、患側に力が入りにくくバランスがとりにくいため、歩行時や移乗時などに転倒されるかたも少なくないようです。まず、歩ける状態であるならばその状態を、歩けなくても今ある筋力をできるだけ状態を維持、向上していくことを目的に、リハビリ・筋力訓練が行われます。また、立ち上がり訓練、バランス訓練、患側に体重をかける訓練はもちろんですが、健側がより動きやすくなるとご本人も動きやすさを実感されるので、健側も鍛えるようにすることも大切です。歩行訓練時には本人の状態に応じて、歩行器や、杖なども使っていくようにします。一緒にリハビリをしているときはリハビリスタッフが転倒しないように気をつけながら歩行訓練などしますが、それ以外の時間で歩かれる方もみえることと思いますので、認知の状態や、転倒リスクが高い方など、その時の状態によって行う運動を変えていくようですよ。また転倒してしまったときの外傷予防でヒッププロテクターなどもありますし、自宅だと段差などがあるため、環境の整備ができれば転倒予防としてはさらによいと思います。

指先のリハビリ

脳梗塞の後遺症でも比較的軽度であったり、あるいはある程度リハビリの効果が得られれば指先の細かなリハビリが必要になることがあります。指先を使った日常動作は箸を持つことや、ボタン等をかう動作、字を書いたり新聞等をめくったり・・・と様々です。そういった細かな動作を少しでもスムーズに行なうために根気がいるリハビリが必要になってきます。たとえば、リハビリの器具としても出ていますが、穴の開いたボードに木製のチョークほどの太さの棒をひっくり返して差し込んでみるという動作を行ないます。まずその穴から棒を落とさないように取るという動作、次にその棒をひっくり返して穴に差し込むという動作。それは健常者なら簡単な事ではありますが、指先の感覚に障害のある方にとっては根気のいることですが、効果のある指先のリハビリになると思われます。

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